【野沢 郁弥】 今回の遠征は、初の海外という事ではじめはどうなるかって不安な部分もあったり楽しみな部分もあったりで、半分半分だった。 現地に着くと、とても温かくヒルデンのクラブチームの人たちに歓迎してもらい嬉しかった。ホームステイ先のユアーさん家族には、本当に気を使っていただき、苦労なく楽しい生活を送れたことで本当に感謝したいです。 はじめは、言葉とかコミュニケーションの部分がうまくいかなかったところもあったけど、2・3日すぎると、もうだいたいのことは通じ合えるようになって、どんどん家族との交流が深まり、良い経験ができたと思います。食事面でも気を使っていただき、米や麺類などの日本で食べるような物も度々作ってもらいました。主食のパンは始めはなかなか慣れず、白米が食べたいと思ったけど、だんだん美味しく食べられるようになり、ドイツの食生活にも関わることができました。 それと、ドイツの街はとてもきれいで、日本とは全然違う場所でした。緑がすごく多いこと、道路が工夫されていること、信号が縦になって、歩行者用の信号にも黄色があることなど違う部分が多くびっくりしました。その中でも緑のことや道路の工夫などは日本にも取り入れたらもっと環境か良くなると思いました。 次に観光面では、ドイツのノイシュバンシュタイン城に行ったことがすごく印象的でした。さすがに長時間の移動はきつかったけど、とてもきれいな所で、観光には最適だと思いました。それと、ミュンヘンの街通り。あそこでのショッピングも、いろんな店があってとても楽しい時でした。 サッカーの面では、ドイツのでかすぎる人達と試合をして、いろんなことを学んだと思います。日本との違いは、プレッシャーのかけ方とか、DFの方法、サイドからの攻撃など、日本とちょっと違う感じのことが多かったかなー?て思った。日本では中盤でボールを持ってもどんどんプレッシャーに来たり、1対1のDFの時は、じっくり構えることが多いけど、ドイツでは、中盤はあんまりプレッシャーは来なく、ゴール前などの重要な所は厳しかった。 1対1では、キックフェイントが超有効で、すぐ足を出してきたりして、切り返せたりしたことが何度もあった。さすがに高さでは、皆やられていたけど、テクニックでは勝っていたと思いました。それと、試合前と後には、ちゃんと“Thank you”とか、“nice Game”なんて英語で一人づつに声をかけていく所は、日本では早々ないことで、、ビックリしたことの一つでもあり、尊敬する部分でもありました。最後の試合の後で行ったパーティーも日本ではできないような交流の場でした。 ドイツでしかできないこと・・(湖で泳いだり、高速道路を200K m/hで飛ばしていたり・・)がたくさんできて、本当に良かったと思いました。もう一生やらないこともあるんだろうけど、貴重な体験でとても新鮮でした。そしてもっと滞在していたかったのが本当の気持ちです。 最後に、ホームステイ先のユアーさん、ドイツに行かせてくれた両親に感謝したいと思います。この遠征で一回り成長し全国大会での弾みになったと思いました。 ドイツ最高!!! |
【石原 慶彦】 ドイツ遠征は、サッカーの面でも人間としても成長することができた良い経験だった。ドイツでは驚くことがたくさんあった。 まずは、夜9時ごろになっても日が沈まないでまだ、結構外が明るいということだ。夜になっても明るいし、気候も運動するのには丁度良くドイツの夏は最高だと思った。ミュンヘンを観光している時には半袖だけでは寒さを感じる日もあって驚いた。そして、ドイツ人の子供は日本の子供よりだいぶ英語を話すのがうまかった。そんな子供と英語で会話したので英語の勉強にもなった。何より驚いたのがドイツ人の背の高さだった。同じ年代とは思えないほど大きかった。 肝心のサッカーはというと、ドイツに着いた次の日、対ドイツのチーム初戦で、結果も内容も完敗のゲームをしてしまった。ドイツ人の背の高さにビビッてしまいミスが多くなって、全然良いプレーができなかった。その次の日の1・2戦目でも、前日とあまり変わっていなくて、特に1試合目では大差で負けた。皆川さんから、“勝ちたいという気持ちがあるのか?”とチーム全体に言われた。そして、その日最後のゲームでは勝つことができた。哲也と佳也とかは、ドイツ人の大きさには負けていなかった。 とにかくドイツのチームに勝てたことは大きいと思う。しかも僕らが勝ったチームは僕らが負けた1・2戦目のチームに勝ったチームだった。この他にも2試合をして2勝1分3敗だった。1回目の対戦では大差で完敗したチームには、2回目の対戦では引き分けだった。というよりか勝てた試合で、引き分けてしまったという感じで、全然満足はしていない。 ドイツのチームと試合して気づいたた事は無駄に大きな声を出していないということ。肝心な時やサイドバックの動きがとても多かった。違う国のサッカースタイルを見れたので貴重な体験だった。 ホームステイでは、そこの家族がとても親切にしてくれた。言葉はあまり分からないけれど、僕のことをいろいろ考えて気を使ってくれたことはわかった。ファーストフード店でストローがなく困っていたら、それに気づき、ストローの場所を教えてくれたドイツ人のおばちゃんなど、親切な人がいっぱいで楽しかった。 ドイツはとても良いところでドイツ遠征はとても楽しかったし、いろんなことを学ぶことができた。 |
【前村 幸樹】 10日間のドイツ遠征を終えて、いろいろな思い出がある。ほとんどが楽しかったことだが、淋しかった事や悔しかったこともあった。 ホームステイでは、良い家族の家に行ったので5日間に4日間も遊園地に連れて行ってもらった。それに遊園地に行った時間が夜9時から12時と日本では考えられない時間だったのでビックリした。日本とドイツの差を感じた。 その他にも池川修平たちとサッカーをしたり、ゲームをやったり、卓球をしたり、街を歩きいろいろな所を案内してもらったり、花火大会に連れて行ってもらったりし、とても良い経験をした。最初は一人で不安だったけれど、5日間でたくさんコミュニケーションがとれて、ホームステイが楽しく感じ、ホームステイ最終日の別れの時は淋しかった。 試合のほうでは、自分より身長が大きい選手ばかりで、7対1で最初の試合は負けてしまった。シュートまで行けず、1点しか取れずとても悔しかった。ドイツではキャプテンをやってもチームをまとめられず、大差で負けてしまったり、サイドバックでも失点してしまったりで中途半端で終わってしまった。日本でまたキャプテンをやる機会があったらしっかりやりたい。日本でもっとドリブルの技術をつけてドイツ人にサッカーで負けないように練習したい。 プロの試合では、ドイツのケルン対トルコのイスタンブールの試合を見た。ケルンはFKを2本決めて、イスタンブールは相手DFを崩して2点決めて、2−2で引き分けた。僕は試合もすごいと思ったけど、ケルンのサポーターもすごいと思った。 ミュンヘンのノイシュバンシュタイン城やケルンの大聖堂は、ドイツの有名な観光地だけあってすごかった。ケルン大聖堂は、長い階段をずーっと登って、一番上に着いた時はものすごく高くそして眺めもよく、ケルンの町はきれいだった。 ノイシュバンシュタイン城の中には、ダイヤや金をたくさん使ったビンなどがあった。家来の部屋は広いだけでそんなにきれいではなかった。ノイシュバンシュタイン城の窓から見た景色は、ケルン大聖堂よりきれいだった。お城に行くまでの電車で、自殺する人がいるなんて思ってもなかったし、ビックリした。2時間も待たされていい迷惑だった。2時間ずーっとトランプで白熱した。買い物もしっかりユーロを使えるようになって良かった。 10日間のドイツ遠征を終えて、いい経験をしたし、いろいろ学ぶことができました。これから生かして行きたいです。 |
【中島 駿介】 “2年生として参加したドイツ遠征” 今回僕は、2年生として参加しました。ドイツ人の身長はものすごく大きくてビックリした。身長だけではなく食事の時のマナーなどもしっかりしていた。まず試合は置いといて、生活面のほうから話していきます。 まず1日目は、移動で初めての飛行機にちょっと具合を悪くした時もあった。飛行機の中で一番嫌だったのは食事です。フォルトゥナの人達は席が後ろだったので、欲しかった食事が食べることができず・・しかも食事は、口には合わなかった。とはいっても悪いことばかりではなく、窓からの風景は、雲が無い時はすごくきれいでした。 やっと12時間かけて着いた場所はミュンヘンでした。僕はミュンヘンで初めてユーロを使いました。最初は小銭がなかったので、5ユーロ出したら、そこのレジの人が僕に何か言ってきたので、良くわからなかったので、しかとしたらおつりを返してくれた。次の人も5ユーロ出したら、僕と同じことを言われたので、多分大きいお金を嫌がったのだと思いました。 そして今度は、ミュンヘンからデュッセルドルフへと、また飛行機に1時間かけて向かいました。 デュッセルドルフに着いてスーツケースを押しながら外にでると、ちょっと変なおじさん達が皆川さんとあいさつを始め、フォルトゥナの人たちもあいさつをしてその人達に付いていったら、その人達はホームステイのおじさんたちで、ちょっと怖そうな人達だったので、もしかしてみんな怖そうな人ばかりかなぁと思っていたら、その人達は面白く、僕のホームステイのお母さんとお父さんとおねえちゃんも優しく、面白くてとても楽しそうな生活がこれから送れそうだなと思いました。 ドイツに着いた時間は、もう夜の10時・11時頃だったので、すごく眠くてちょっと夜ご飯を食べてすぐ寝ちゃいました。 2日目は、裕斗君と誠君と裕斗君たちのホームステイ先の子供ケビンとタカ君と僕でプールに行きました。プールはものすごく広く深くビックリしました。 ケビンは運動神経がありジャンプ台でも、一番高い所からポーズを決めて飛び込んだりして・・もろカッコよかったです。タカ君は、このプールでナンパされました。英語で“Your Name please!”と聞かれて、“Taka”と答えて、その女の人たちに“Girlfriend”と聞かれて、何も言わなかったので、その人達はタカ君の後を付いてきて、そこからフォルトゥナ+ケビン vs ドイツ人の女の子たち との鬼ごっこが始まりました。結局フォルトゥナケビンチームが逃げ切ったんだけど、最後、女の子達が帰る時にバイバイと言っておいてあげました。それから僕たちも帰りました。 3日目は、タカ君と裕斗君、誠君と僕でサッカーをしました。グランドは人工芝でいくらスライディングしても、痛くなくて、何回もスライディングしました。そんなことであっという間に昼になり帰りました。 4日目は、またプールに行きました。この間のメンバー+裕大君と哲也君が加わりました。ここのプールでは、外のプールで日焼けもしました。ジャンプ台もすっげー高かったです。怖くて一番下のジャンプ台しか行けませんでした。 この日の昼ご飯は手作りのサンドイッチでした。自分の入れたハムとチーズは最高に美味かったです。 5日目は、お姉ちゃんとお姉ちゃんの友達と買い物と遊園地に行きました。買い物は日本のお店などに連れて行ってくれました。日本の店に行って気づいたことは、日本の食材がすごく高いということです。1個のカップラーメンが日本円で300円でした。 そしてこの日はお姉ちゃんの友達にハーフの人がいて、そこの家に泊まることになっていて、荷物を持ってそのハーフの人の家に行きました。 その家には、日本人のお母さんがいました。家も和風でした。そして夜ご飯には餃子を食べました。美味しかったです。その後遊園地に向かいました。遊園地にはすごく人がいて、みんなで手をつないで歩きました。 一番ビックリしたのは、その乗り物に乗ると、気持ちが悪くなって吐いてしまう人がいるという乗り物でした。上の方で回転したり、イスだけが後方上に回転するというとても恐ろしい乗り物でした。二番目にビックリしたのは観覧車の早さです。1周1分くらいの速さで3周しました。早さにビックリしていたら、その内花火が上がり・・・花火では日本のほうがすごいと思いました。こんなことがホームステイ中に起きました。 サッカーの方は、最初は身長のデカさとスピードの速さと体の強さに圧倒されていたけど、だんだん良い試合ができるようになってきました。だが僕の仕事である“ゴールを守る”ことは1試合もできなかったことが一番悔しかったです。 今回は何も通用しなかったので、通用するようなGKになる・・そしてドイツで失点は、かなりDFが崩されていたので、その時にはパニクらない様にし、しっかり的確な指示がいつでも冷静に出せるようにしたいです。 今回“ナイスキーパー”と言えるプレーがなかった。自分のタイミングと相手のタイミングが合えばシュートが取れた。だが、少し遅れたりすると体が動かなくなる。タイミングがずれない様に今度から意識して取り組みたい。あともっとボールに対して体を動かさないからタイミングが合わないんだと思う。これは準備が足りないんだと今考えればそう思う。 来年は、身長を大きくしてしっかりゴールを守ることと、ドイツ語をもっともっと喋れるようになって、みんなと短い会話で良いから喋りたいです。 |
【渡邊 雅史】 キャプテンとしてのまとめ 今振り返ってみて初めて「ドイツにいた」という実感が沸いてきました。あっという間に過ぎてしまった10日間でしたが、この10日間の出来事は、短い時間では決して語りきれないことのできない、僕たちにとっては貴重な財産になりました。 成田を飛び立った飛行機は、長い道のりでミュンヘンに到着しました。機内では、みんなリラックスした表情を見せていました。ミュンヘンに着いたところで、今度は飛行機を乗り換え、デュッセルドルフへと向かいました。そしてここで一気に気持ちが高まり始めました。 そして僕たちのホームステイが始まりました。初日の夜の食卓・・・向こうの家族が何とかこっちとコミュニケーションをとり、緊張感を和らげてくれようとしているのが伝わってきました。僕も嬉しくなり、自然と笑みがこぼれました。そんなドイツの人のやさしい人柄がとても印象的でした。ホームステイでの生活は、それぞれいろいろですが、みんな楽しく過ごせたと思います。 で・・・何よりメインのサッカーはというと・・・。相手は見た目で比べると圧倒的に負けてしまい、でも試合を重ねるごとに、サッカーは理屈ではない! と言うことが少しずつ気がつき始め、少しずつ戦っていけるようになっていきました。本当にいろんな意味で貴重な試合を経験できて良かったです。 ホテルで過ごした生活もとても充実していました。走った後の朝ご飯は・・・美味しかった!! ドイツでの10日間、話そうと思えば、いくらでも話していられそうな気がします。それくらい中身の濃い、最高の10日間でした。僕たちが見てきたもの、感じてきたもの全てが、これからの将来への貴重な財産になっていくと思います。 そしてこの遠征に参加させてくれた、お父さんお母さん方、“本当にありがとう!!” |
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