■第5日目 7月24日(木)■

時 刻

行 動 内 容

 820

 945

1000

1011

1100

1500

1530

1700

1830

2030

2100

起床 すぐ朝食(ホテルで一人)

ホテル出発 

ヒルデン駅に集合 選手たちもそれぞれのホームステイ先から集合した。

ヒルデン駅発→電車で、デュッセルドルフへ

買い物、観光・・・自由行動

再び集合、ホテル日航前に。

デュッセルドルフ駅発→地下鉄に乗って、DSV04のサッカー場まで。

ミーティング後ウォーミングアップ

試合 フォルトゥナSC vs DSV04C

終了後シャワーを浴び、それぞれホームステイ先へ

ホテル着

(◆時間は、選手はホームステイの為、皆川の単独行動時間と内容です。)

Einkaufen(買い物) in Duesseldorf 
@   A
@大きい袋を手に街中を歩く。“ちょっとそこの僕たち、振り向かないで!”

Aデパ地下でなにやら物色・・・・・隆史、裁縫道具はあったのかな?
そんな彼女?のばかりじゃなく、お母さんのを探さなきゃ!

B
Bドイツ遠征の風物詩
買い物終了後の集合場所、ホテル日航の隣にある“日本館”という
日本食やさんの前。歩きつかれて座り込む。
UNOが始まるかな・・・?

今回の遠征の日程は、試合がほぼ毎日組まれているため、自由に行動する時間がとれないので、ユアー氏と各ホームステイ先の方にお願いし、今日はデュッセルドルフで買い物をすることにしました。
朝ヒルデン駅に集合してくる選手、何か(!?)生き生きしてるように見える・・・んだけど。そんなこんなでホームに行き、券売機で切符を購入しようとしたら、券売機が故障!! このまま切符無しでデュッセルドルフまで(ちょっと心配)・・・(ユアーが一言→)“もし係員が来なかったらラッキーだ!”皆に降りる駅を説明し、電車に乗せ“では気をつけて。向こうで会いましょう”と一時お別れ・・・俺も愛車でアウトバーンを140km/h以上でかっとんで待ち合わせ場所のホテル日航前へ。
しばらく待っていると、白い上着を着ている選手たちがぞろぞろくるくる。良かった・・・無事に着いた。
さて、買い物終了時に集合する時間場所を確認し解散、約4時間フリータイムに、それぞれ始めての街の中に不安顔は微塵もなく消えて行きました。


強化親善試合A■

7月24日(木)18:30K/O DSV04Duesseldorfグランド(クレー)

      フォルトゥナSC vs DSV04DuesseldorfU14

8  7−0  2
1−2

[得点] 岩崎(3min)(25min) 森本(15min)(31min)(33min) 根上(17min)(28min) 隆一(56min)
  [失点] (43min)(45min)

  
メンバー

《前半》

中村雄

岩崎   隆一  中村拓

根上   隆史   小澤

原田   藤島   木下

望月
《後半》

渡辺

森本   大村   佐藤

窪川   根上   安藤

土橋   草場   小林

望月

    

【戦評】
去年Bユース(U15)と戦って負けているDSV04。今年は完全になめられた。出てきたのはCユース(U14)・・・俺のハートに火がついた。絶対ぼろ勝ちしてやる。
試合開始、当然のことながらフォルトゥナが前半開始から圧倒!!立ち上がりこそ決定力に問題がありましたが、15分過ぎからは、立て続けにゴールを奪い試合は決まりました。(ヨッッシャー!!) 後半は、大量点に安堵したのか集中力も切れ、2点相手に与えてしまい“ヨッシャー”も半減しましたが、これで来年は、本気でU16と戦えるでしょう。

PS:試合開始前の約40分、雷と共に凄い雨、国もでかけりゃ夕立の規模もスケールがでかい!っと考えている間に、太陽が顔を出し、あっという間に晴れてきました。

724日(木) 担当:窪川翔太】

今日はいつもと違って、ドイツ語に開放されて、皆と久しぶりの日本語での会話ができて良かった。皆もホームステイ先の人と楽しく過ごしているんだなぁーとみんなの話を聞いてわかった。
ショッピングでは、自分達だけで行動すると言うことで、少し不安だったけど・・・、協力しながら食事や買い物ができた。僕はドルトムント(ブンデスリーグ)と言うチームが好きなので、いいなぁと思うのが多くて買いすぎちゃった・・・
()
サッカーでは、新しいシステムになって少し混乱ぎみで、いろいろ課題が残ってしまった。結果は勝つことができたけど、内容は良くなかったので、また明日から内容にこだわって勝っていきたい。
それと、ホームステイもあと
1日になってしまった。一昨日か昨日、やっと心のもやもやしてたものが消え、やっとこれからだと思ったけど・・・仕方がないなと感じた。少し後悔が残っている。(どんな?) 
だけど、プールや水族館に連れて行ってもらって良い思い出になった。その感謝の気持ちで、今日は大輔
とカレーとカップラーメンを作ってご馳走した。パパやママも“おいしい”って言ってくれたけど、ザーシャ(長男)は、凄く美味しかったらしく凄く喜んでくれた。あともう一日で終わってしまうと思うと悲しいけど、言葉が通じない人達と楽しく過ごすことができて良かった。まだあと一日あるので、残り1日を楽しく終わりたい
                          

724日(木) 担当:土橋優希】

今日も朝起きて、ホームステイ先の家族と“グーテンモルゲン”から始まった。4日目でもうジェフファミリーとも打ち解けてきて会話も多くなった。今日は1011分の電車に乗るため家族と今日の予定を確認しあった。そして電車に乗る前に気づいた!!「駅に駅員がいないこと」何でかなぁーと思ったが、あまり深く考えなかった。
デュッセルドルフの駅に着くと、まず下田さんがいないから下田さんを探しに皆で走り回った。するといつの間にか合流して「どっから来たのかなー?」と思いつつもホテル日航に着いた!!
ホテルに着いたら、待ちに待った買い物の時間が来た。皆、お互い違う方向に散っていった。僕は木下と拓郎と充と一緒に行動した。一番最初に大きいビルの中に入っていったら、そこのエスカレーターで下田さんと会った。そして最後まで一緒に行動した。下田さんは僕たちの言うことを聞いてくれてその条件に合う店をいくつか紹介してくれた。下田さんには本当に感謝している。
集合時間には僕たちが一番遅く、あと
1分と言うところで到着した。みんなも大きいビニール袋にいっぱいお土産が入っていた。そこから電車で今日の試合相手のクラブハウスに向かった。その時夕立が降り、土のグランドなのに大丈夫かなと思った。
相手は
14歳なのに後半2点取られてしまった。その失点したとき自分のミスに対して、タカ(木下)から言われたときは言っていることが当たっていたので悔しかった!でも腐ったわけではなかった。だからその次のプレーは修正してオフサイドが取れた。試合が終わったあとタカに謝って感謝もした。自分がきずかないことを人が言ってくれるということは、とても大切である。言われて良かったと思う。
今夜はゆ
っくり寝て、明日ホームステイ先にきっちり別れをして、次の試合に望みたい。



■第6日目 7月25日(金)■

時 刻

行 動 内 容

   730

  800

   930

   1330

1445

1520

1600

1845

2100

2200

2430

起床

朝食(ホテルで一人・・・最後の一人)

ホームステイ先からホテルに選手たちがやってくる。

この間にホテルで昼食

ホテル前に集合 ブッパータル市へ出発

試合相手のクラブハウスに到着 ミーティング後ウォーミングアップ

試合 フォルトゥナSC vs Wuppertal SVB

終了後シャワーを浴び、ヒルデン市のレストランへ 夕食

歩いてホテルへ帰着

ミーティング後、個人面談

消灯

(◆時間は、選手はホームステイの為、皆川の単独行動時間と内容です。)

     

《写真左上》 ホテルの庭で別れを惜しむホームステイ先の家族と選手たち。
《写真右上》草場のホームステイ先のお母さんとヴァスティだよ。
『ヴァスティ、良いヤツだったなー』・・なぁ草場!?

いよいよ、ホームステイから今日帰ってくる。また戦争のような日々がやってくる・・・と思うと気が重い・・・なーんてことはありません。もういい加減一人で朝食も寂しくなってきたし、夜も一人で寂しいし、ちょっとはがみがみ言える奴らがいないと・・いつものペースにならんよ!!と言うことで朝食を一人で食べ、ホテルチェックインにお手伝いしてくれる下田君をヒルデン駅に迎えに行き、さぁ後は選手の来るのを待つだけ・・・。

どんなときでも別れはつらいものです。安藤のホームステイ先のお父さんお母さんはよっぽど直樹がかわいかったらしく、どのゲームにもついてきて直樹を応援していた。俺のところへ近づいてきては“ナオーキはかわいい、かわいい”と言っていた。よかったね直樹。よーくしていただいて。
別れのときホテルの前でお母さんは涙を流してた。ホテルを出る車の中でも、いつまでもこっちを見て手を振っていた・・・。俺もうれしかった。
涙が出るのは・・体がジーンとするのは・・心が通じ合っているからでしょう。一生懸命お互いがお互いのことを考えているからでしょう。何も知らない言葉も通じない家庭にお邪魔して、最初はぎこちなくちょこんと座っていた選手たちが、自らの力と努力で心の通い合うまでになりました。これが、この遠征の大きな目的の一つで、この遠征の半分は成功したかな?・・と思われる朝のホテル前の光景でした。
選手の皆、君たちは
5日間よーく頑張りました。ホームステイ先のご家族の皆様、本当にありがとうございました。

PM7:00夕食 ヒルデン市内のレストランで。
    

《写真左上》プロースト!(乾杯)
この時出た「ザウアークラウト」は、俺にはちょっとどころかだいぶ苦手!!
日本で言うキャベツの漬物ですね・・・これは・・・最悪。

《写真右上》
食後の散歩がてら、歩いてホテルへ。
小雨降る中、ヒルデンの街中を散策しました。
裕也!? ハイっポーズ!!

    

《写真左上》この店の前に着くと“アイスくいてー!”と大騒ぎ。・・ということで
この店じゃないところで買わされる破目に・・・。

《写真右上》どの街にもある教会。町のシンボルでもある教会、
その教会をバックに木下、隆一、拓郎、裕也、大輔。


強化親善試合B■

7月25日(金)16:00K/O Wuppertal SVグランド(人工芝)

フォルトゥナSC   vs Wuppertal SV U16

4  2−0  2
2−0

[得点] 隆一(12min) 根上PK(35min) 佐藤(58min) 岩崎(75min)  [失点] (46min) PK(70min)
  
メンバ

《前半》

中村雄

岩崎   隆一  中村拓

根上   隆史   小澤

原田   藤島   木下

望月
《後半》

渡辺

森本   大村   佐藤

窪川   根上   安藤

土橋   草場   小林

望月

    



【戦評】
今回の遠征での対戦相手でもっとも強豪(ユアー氏のチームも同じくらい)と言われているブッパータルSV。このグランドは、私がドイツ滞在中にも何度か試合に訪れた会場だ。年間のリーグでもブンデスリーグ下部組織のチームと対戦していると言うことで、やはり選手一人一人が今までのチームとは違いテクニックも戦術もしっかりしている。
しかし、今回の遠征で調子の良い森本が爆発。点こそ奪えなかったが、得点チャンスを作る作る・・。
4点のうち3点をお膳立てするという活躍で相手のチームを圧倒した。


【7月25日(金) 担当:中村拓郎】

今日からホテル宿泊。クラブハウス周辺でホームステイしている人と一緒にホテルへ向かった。チェックインして部屋割りを見ると、小林翔と同じ部屋だった。
部屋でいろいろホームステイのときのことや、今までの試合のことなどを話して盛り上がった。特に盛り上がった話は、僕のホームステイの話で、ホームステイ先の子はスーツケースの上で屁はこくし、“ナイン
(Nein) いいえ”と言っているのに“Yes”とか言われ、どっか連れて行かれたり、とにかく振り回されっぱなしの5日間だった。
初日の夕食に、紫色のキャベツの漬物みたいなもの(ザウアークラウト)が出てきて、正直“マズッ!”と思ったけど残しては失礼なので、頑張って食べたとか、いろいろな話をしているうちに、昼食そして試合・・・。
やっとスタメンで出場したのに全くいいプレーができなくて、前半の半分で交代されてしまった。この試合アピールするどころか、逆に悪い所をさらしてしまったような感じだった。
こっちに来て同い年のドイツ人を見ても、明らかに大人っぽい人が多いと思ったし、ヘディングをするのにも僕の数段上に頭があって全然勝てない。でも、ドイツ人は皆やさしい?人が多いし、楽しい(気さく)人も多いので、良い国だと思った。
夕食はレストランでバイキングっぽく食べた。初日に出たようなキャベツの料理が出てきた・・・・やはり口には合わなかった。
レストランから帰るとき雨が降ってきて、歩いて帰ったので、着ていたドイツのユニフォームが汚れてしまった。ホテルに着いてミーティングを終えて、皆でUNOをして盛り上がって久しぶりに思いっきり日本語を話したような気がした。ホテルの部屋はオートロックで、もう何人か鍵を中に入れたままドアを閉めてしまう人がいたり、エレベーターの非常ベルを鳴らしちゃう人もいた。またいつものフォルトゥナの遠征が始まった。

PS:本当にホームステイは言葉が通じず、ホームステイ先の人達を困らせてしまった。



拓郎はホームステイ中、学校の授業の中で、日本語の授業をしたそうです。
1時間半四苦八苦してドイツの子供たちに日本語を教えたそうです。意外と好評だったとか・・。
上の写真のように、拓郎は着いて2日目から積極的にドイツ人と話をしてましたね。
ものお応じせず英語とボディランゲージを屈指しコミュニケーションをとってました。




拓郎:『邦、相手にシュート打たしちゃだめだよ!!』
邦:『そうなんだけど・・・・・。』

725日(金) 担当:木下敬之】

今日は630に起床し、740に家を出て学校に行きました。学校は8001130迄で、そこからホテルに行きました。自分は小学校5年生のクラスで授業を受けているのですが、何をやっているのかサッパリで、気がつけば夢の中・・・。ドイツの学校は授業中にゲームボーイあり、カードゲームあり・・とやりたい放題でビックリ!!自分はポケモンをやりました。

学校が終わり、ホームステイ先の母と(キキ)が迎えに来てくれ、家に戻り、出発の準備。準備が済みホテルに向かう車の中はとても悲しくジーンときました。(明日、バーベキューで会えるけど)
ホテルに着くと
,皆川さんと下田さんがいてチェックイン。部屋は隆史と二人。ホームステイでは一人だったので、久しぶりの二人組でとても嬉しかった。

ホテルの部屋はと言うと・・・まずまず!!フカフカベットで最高!!って感じです。この後、サッカーの準備をして、いざ出発!!場所は車で
30分くらい。車の中は皆、爆睡状態。グランドに着きミーティングを済ませ、アップスタート。今日の対戦チームは同級生。でも結構でかかった。試合結果は4−2でフォルトゥナ勝利。内容は64でフォルトゥナ!?とにかく勝ててよかった。

試合終了後、シャワーを浴びてホテルへ
Gooo―。ホテルへ着く前にヒルデン市内のレストランにへ行きました。味は・・・まぁまぁ? 食べ終わり、自分、皆川さん、下田さん、裕也、隆一、大輔、拓郎でヒルデン市内でアイスを買いながらホテルへ。ホテルでは、テレビを見たり、トランプをしたりして過ごしました。

PS:明日負けたら坊主だそうです。



敬は、やはりドイツでも陽気でした。いろいろ頭ん中で考えているようなんだけど・・・
プランどおりにことは進んでるのかなーって心配です・・・ねっ、君は心配症なんだなーきっと
!?
帰国前日の彼の部屋は・・・・異常なほど剣幕でした・・・後で写真が出てくるよ。




敬のホームステイ先のお母さん(キキ)は、タカのことをよーく面倒見てくれました。
日本にも凄く興味を持っていて、一人息子のケビンを一度日本に行かせたい・・と
言っていたので、俺たちが帰るときに一緒に連れて行きますよ!って言ったら、
“まだ放すわけには行かない・・”って・・・。

彼女のおかげで、俺もドイツ語がまた上達しました。 “
Vieren Dank!!

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