U-14 金沢遠征　第3日（最終日）

【日時】　2023年8月20日（日）

【会場】　金沢大学SOLTILIO FIELD

【大会名】　32回くろゆりfes2023・第2回ツエーゲン金沢U14SammerCUP

【試合結果】　決勝トーナメント

フレンドリーゲーム　フォルトゥナU14　０（前半0-0・後半0-0）０　PATEO金沢（石川県）

準決勝　フォルトゥナU14　１（前半0-2・後半1-2）４　FC岐阜（岐阜県）

第3位決定戦　フォルトゥナU14　１（前半1-1・後半0-3）４　ヴィッセル神戸伊丹（兵庫県）

【戦評】

FC岐阜戦、時間がない・・・何の時間？？　周りを観る時間、考える時間、判断する時間・・・その時間を与えてくれない岐阜の守備の強度、奪われたボールをすぐ奪い返しに来る速さ、身体を寄せる強さ（必ず身体にコンタクトしてくる）、チーム全体でポジションを変えながら奪いに来る意志の強さ・・・この守備に何もできず奪ったボールをすぐ奪い返され、ボディコンタクトにより正確にできずミスが出る技術力、とにかく前半クーリングブレイクまでまったく何もできなかった。クーリングブレイクで一息入れ、とりあえず無失点であるることが不思議であったが、だんだんそのスピード・強度に慣れてきた・・・クーリングブレイク後、意識を、頭の中のスイッチを入れ替え、攻撃につなげよう！　と声をかけたが、さらに岐阜は、守備の強度を上げてきた。それが、終了間際の2失点につながった。相手の強度におびえ横パス、バックパスに逃げる・・・そんなフォルトゥナの心を見透かされたように岐阜の選手の圧力、DF陣の横パスを奪われ失点、続けて失点、

後半、1点を奪い返したものの、最後までサッカーをさせてもらえなかったのが現状であった。

良い経験をした！　この試合の強度を基準にし、通常のトレーニングで積み重ねたら、必ず攻撃の質、考える速さ、プレッシャーの中でもボールを奪われない技術・身体の使い方などを選手それぞれが工夫をして、失敗を重ねながら向上していくことだろう。

しかし、現状はどうか！？　守備、ボールへのアプローチはジョグ、奪われても追いかけない、身体を寄せないでついているだけ・・・そんな選手がいる、つまりそんな選手とマッチアップしたボールを持とうとする選手は裏を返せば、ボール保持者には相当な時間がある、だって奪っても奪い返しに来ないから、何回も触れる（何回も触らないと自分のボールにならない・・・）、アプローチが遅いから、ボールがonになってからでも考える時間がある、というのが、現状だ。

そんな通常であったら、この岐阜の守備強度に面食らうだけ！　ボールを保持できるわけがない。

岐阜は日常から、この強度でトレーニングを重ねている、だから攻撃（技術力）の質が高いし、ボールのない選手が次々とポジションをとっているので、コンビネーションも高いしテンポもでる、我々の守備の力では、岐阜相手にすべてが後手に回り、ボールを触らせてもらえず、そのままシュートまでいかれる。

今回、全国でどこまで戦えるか、今の立ち位置はどこか？　自分が全国で闘える力があるのか？　それを見つける3日間としたい・・・そんなことを伝えて、予選リーグ闘い、ベスト4に上がった、ちょっとできる！　と思ったかもしれないが、今日の岐阜戦で思い知らされた。

全国、ましてや関東の壁を破れない・・・・

最後、〝1人でも守備をやめる、やらない、奪い返しに行かない、連続してプレーできないような選手がいるチームでは、選手個々の質が上がらないので、全国には行けない、今日の悔しさを、今後の日常で変えないと〟　・・・と伝えた。

【本日の活動状況】

6：15　起床集合　今日も日差しが強い！　熱くなりそうだ。