高円宮杯準決勝の試合後のこと

試合に敗れたU15の選手たちは長い時間泣き崩れた‼️

泣きながら自分のプレーを振り返り、さらに悔しさが混みあげ嗚咽となる。

そんなU15の選手たちの姿を最後まで見ていたU14の選手がひとりいた。

U14の選手たちは昨日は終日大会の運営をサポートしてくれた❗

駐車場の整理誘導、得点番、担架隊、そしてU15のサポート、来年の高円宮杯に向けて雰囲気を経験するだけでも良い機会だ❗

そんななか、U15の選手たちの試合は、1点を奪い合うための凄まじい試合だった❗身近に見ていたU15の選手たちの闘いぶりはきっとU14の選手たちの心に何か残ったものがあると思う❗

そして敗戦、

運営の終わったU14の選手たちはプラッツを離れた・・・しかし、ひとりだけ残ってU15に寄り添ってる選手かいた。

なかなか泣き止まない選手たち、なかなか部屋から出ようとしない選手たちだったが、やっと腰をあげ部屋から出ていった。

外でU15の選手たちに解散の言葉をかけひとまず解散をし部屋に戻ると、そのU14の選手がU15のいた部屋の掃除をひとりでしてくれていた。

〝ありがとう、ふーが〟

〝いえ、3年生にいい試合を見せてもらったので❗〟

と一言発し、ほうきを動かし続けた。

 

こんな選手かひとりでもいることに、嬉しさを感じた瞬間だった❗

 

〝来年頑張れ〟

〝はい❗〟

と切れのいい返事がかえってきた。

負けて悔しく、けど選手たちがあんなに泣くのに驚き、泣くのを忘れていた俺も、涙かこぼれた❗