周りを観れる選手に
昨日(22日)、茨城県の鹿島市内にある鹿島ハイツで、『U-14ナショナルトレセン2012』への選手選考会を行いました。
関東地域内のJアカデミー(下部組織)、中体連、街クラブの選手たち40名が、一発勝負の選考会で戦った。選手たちもすごく集中し、緊張感をもって、自分のパフォーマンスをアピールしようとしていた。
さすが最終選考に残る選手たち、中体連、街クラブの選手も、Jアカデミー選手に負けないプレーをしていた。
〝関わり続ける〟
〝守備力〟
〝テクニック〟
〝コーチング〟
〝闘う〟
いい選手の要素として挙げられる。 みんなどれもハイレベルで選考は非常に難しかった。
最終的にジャッジの基準となったのは、周りが観えているかどうか・・・・ということだ。
〝周りが見えている〟ということは、〝判断ができる〟ということです。
じゃあ、いつ観るの?? ということになるが、こたえは、『いつも観る』
OFFの時はもちろん、ボールを受けようとしている時、ボールがONの時も・・・・周りが観えていることが重要です・・・が、ボールを受けると、ヘッドダウンする選手が結構いるんですよ。
OFFの時はよく観てポジションをとりボールを呼びこみ、ONになると自分の世界に入ってしまうんです。
そうなると、周りの変化を感じれないので、かかわりが持てなくなってきます。 いくら技術があっても、良い判断にはつながらないんです。
判断する重要なキーファクター、〝観る〟 改めて選手にとっては重要なスキルだ!
毎回のトレーニングの中での良い習慣作りとして〝周りを見る〟ことを、これからもずーっと選手たちに言い続けようと思います。
最近バルサの映像をいっぱい見て、映像編集をしているんですが、改めてバルサの選手をみると、メッシも、シャビも、イニエスタも、試合中頻繁に首を振り、周りの変化、相手の位置、を観ながら、自分のポジションを変化させながら、ボールにかかわっています。
ポゼッションを重要視するサッカーでは、ポジションが重要です。 ボールと味方だけを観て立ち位置を決めるのではなく、相手の位置を観ながら中間ポジションをとること、そのために相手の動きの変化を観ながら、一歩二歩ポジションを変えていく・・・・自分が有利になるために。