◆第1日目 7月19日(日)晴れ 26℃◆
時間 内   容
*5:20

*5:28
*8:40
*9:30











*10:00













*11:40

















*12:20















17:30
18:50
20:00









22:00
◇竜王町役場集合
  5時過ぎ、もう明るくなった役場前に一人二人と緊張した面持ちで・・ちょっと眠そうな顔して集まってきた。
◇竜王町役場出発
◇成田 東京国際空港到着
◇出国手続き




今回2年生の中島がGKとして参加。
もう荷物番やらされてる・・・。






◇出発ゲート前へ
 まだ搭乗まで時間がある・・・選手たちは緊張感を持ちつつ・・・・・。

    
UNOをしたり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドイツ語の勉強?したり
◇機内へ




いよいよ機内へ・・・まだまだピースする余裕がある!?













◇成田出発  ドイツのミュンヘンに向け離陸
 ミュンヘンまでの11時間の間、私はほとんど寝ていました。起きていたのはご飯の時とトイレに行っただけ・・・あっ写真も撮りに行った・・・あっそれから選手たちに起こされたのが何回かある・・ドイツ語の自己紹介文・・・ほとんど寝ぼけていた。

 (機内の中と・・・・・・・・・・・・ミュンヘン空港内で)
  

◇ドイツ・ミュンヘン国際空港到着
◇ミュンヘン出発  デュッセルドルフ空港へ向け再離陸

◇デュッセルドルフ空港到着
 デュッセルドルフ空港でパッケージを受け取り、いよいよ空港外へ。目に飛び込んできた懐かしい顔・・・1年ぶりの再会・・・Jur氏と下田氏。Jur氏は、もう選手たちに話しかけてる・・・・はにかんでる選手たち、かまわず話しかけるJur氏・・・・コレからこんな光景がいっぱい出くわすだろう・・・どう成長(変化)していくか楽しみだ。 そして私は、レンタカーを借り、選手たちは今回もお世話になるホストチーム『VfB03ヒルデン』のスタッフの車に分乗、いざクラブハウスへ向かった。

 空港で一足早く、ホームステイ先へと行ってしまった上嶋と哲也。乗用車の後ろに乗った二人、すごい顔!別に誘拐されるわけではないから・・・心配ないよ!頑張れ!!

◇VfB03Hildenのクラブハウスへ到着

 ホームステイ先の大勢の人たちに迎えられ、クラブハウスへ。去年もお世話になった家族の顔もいる。懐かしい・・一人一人と握手し、再会を喜ぶ。まだ空は明るい・・・でももう10時を過ぎている・・・早速ホームステイの割り振りを発表し、ファミリーとご対面・・・緊張する一瞬だ。私が間に入り、選手たちを紹介、笑顔で迎えてくれるお父さん、お母さんそして子供たち。重いスーツケースを手に後ずさりしつつも、ファミリーの後をついていく選手たち・・・毎年の事ながら楽しい一瞬だ!!(笑)



【7月19日(月) 記録:渡邊雅史】
 待ちに待っていたこのドイツ遠征。長時間かけてやっと到着することのできたデュッセルドルフ。ここで、僕たちを出迎えてくれたのは、とにかく大きい人々だった。彼らは僕たちを快く笑顔で迎えてくれた。その笑顔と、その場の雰囲気が、僕の緊張を少しだけ和らげてくれた。 そして僕の緊張の原因はホームステイにあった。たった一人でドイツの家族と共に過ごすわけだ・・緊張するのも当たり前だ。大切なことは、その緊張を良い方向に向かわせること・・・。 
家に到着・・・僕のホームステイが始まった。しかし僕は混乱してしまった。話が全く聞き取れないからだ。何とか最低限のコミュニケーションで、食事とシャワーをし、1日を終えることができた・・・けど、出来は10点(100点満点??)ぐらいだ。 また、家の中の造りなどでも日本と違いがあって、かなり悪戦苦闘してしまった。でも明日からが本番だ。すべてを前向きにとらえて頑張って行きたい。

【7月19日(月) 記録:池谷陽平】
 とうとう楽しみにしていたドイツ遠征の日が来た。 興奮と不安で前の日の夜はあまり寝ることが出来きませんでした。 竜王町役場に行ってバスに乗りこむと出発してから30分くらいですぐに寝てしまった。3時間バスに乗って、成田に着いた。 成田では、みんな “早く行きたい” とか “楽しみ!” とか言っていたけど、僕は内心・・・“眠い” と思う方が強かった(笑)。
3時間くらい空港で待っていると、みんなドイツ語の勉強したり、UNOをしたり、話をしたりしていました。そして飛行機に乗り、・・僕は飛行機に乗るのが初めてで、飛行機が落ちないかとか・・心配でした。 飛行機が動き出しみんな “ウォー!!” “すげぇー” とか言って歓声を上げていました。僕も思わず “オー” と思いました。飛行機の中の昼食は、結構美味しかったです。 でも座席は狭くて、かなり辛かったです。 飛行機は2回乗りました。 2回目のは飛行機も小さく、中も狭く、乗っている時間がかなり長く感じました。 ドイツに行って僕が一番驚いたのは、ドイツ人の身長の高さと、鼻の高さです。 自分の2倍ぐらいありそうな身長でした。 ドイツの遠征は、初めての外国人チームと試合をするので頑張っていきたいです。


◆第2日目 7月20日(火)あめ 22℃◆
時間 内   容
7:30

































16:10












16:30

















17:00
18:20
18:40

◇朝食
 朝の目覚まし時計は、“ゴロゴロ・・・”という雷だった。ドイツ語で聞こえるかと思った雷は、やはり“ゴロゴロ・・・”だった(笑)ここ最近ドイツは異常気象が続いているらしい。夏だと言うのにほとんど雨か曇り、気温も20℃以下が続いている。やっと、2日前から、20℃を越えるようになったという。
ここからちょっと(車で1時間)北側に位置するデュイスブルグでは、雷が落ち、嵐で家が崩壊したとテレビで放映している。 日本でも今日は、39,9℃と、気象台観測史上初めて40℃を越える・・・のも時間の問題だということだ。そんな日本を避けて、涼しいドイツにいることは、私たちにとって快適なんだけど、手放しでは喜んでいられない。この世界的な異常気象はいつまで続くのだろうか?そのうち私たちの生活、そして大好きなサッカーをすることもままならないような状況になるのが怖い。




 朝からすごい雨と雷・・・。でも今はちょっと小降りに
なった。道路の向こう、牧場の乗馬練習場も今日は水がたまってる。 馬は1頭も出ていない。 でも駐車場には大人が雨の中二人・・・朝からお別れのあいさつ??
 “おーい、びしょ濡れになるよ!!”


 今回もお世話になった車、フォード社のフォーカス。
クーラーがついていて快適。今年はクーラーを使うほどではなかったけど・・・。小さいけど力は十分。アウトバーンで時速160キロ以上は軽く出る。ドイツの高速道路は、無料でほとんどがスピード無制限。だからすごいよ。160キロで走ってる俺を軽く抜いてく車がいる。そしてその車をさらに抜いてくベンツ・ポルシェがいる

  日中、選手たちはホームステイ先で過ごす。 私は車で、街に買い物。 選手たちの水をたくさん買って来た。

◇ヒルデン駅に下田氏のお迎え
 去年に引き続き、今回も私たちチームをサポートしてくださった下田さん。今回もケルンでのチケット購入にはすごく奮闘
してくれました。おかげで良いゲームが見れましたよね。
昨日はゆっくり話が出来ませんでしたが、今日は改めて彼にあいさつ。
今回の遠征中は彼も大学でテスト中、勉強しなければいけない時に
私たちの為に時間を作っていただきました。ありがとう!!そしてよろしく!!



                                下田さんの彼女&池川修平⇒



◇VfB03ヒルデン クラブハウスへ
 緊張の一瞬から一夜が開け、それぞれのホームステイ先または学校で日中を過ごしてからの・・・・全員集合となる。
下田氏と私がクラブハウスに着くと、もうFlakowski家に何人か集まっている。
Flakowski家はクラブハウスのすぐ隣、ここの主人は、この施設の管理も任されている。奥さんもダイナミックな人で、見ているだけで力をもらう。 “肝っ玉母さん” ッて言う感じの人だ。
この家にホームステイしているのは、成田と小澤の2人だよ。 2人は主人のいない家を我が家のように仕切ってる。もうこんなに打ち解けたのかな・・!? 

 クラブハウスにまた一人二人・・・。 ニコニコ今日あったことをクチャクチャしゃべりながら来る者、もう泣きそうな顔で“僕ホームシックにかかってます”と言っているような顔で来る者。 HS先の様々な環境で1日をすごしてきた。それでもほとんど言葉は通じず解らず、しゃべらず・・・ストレスがたまっているだろうなーと選手を観察。 “おまえどこへ行った?” “何やった?” “学校へ行った!” “プールへ行ってきた!” とそれぞれの行動の発表会が始まった。それをうらやましそうに聞いていた一人は、“俺はずーっと家にいた!” “俺は学校へ行って掃除だけで疲れた!” そして今度は “炭酸入りの水は飲めねぇー!” と、愚痴る奴も出てきて、『喜び』の発表会が、最後には『愚痴』の発表会に変わっていた。 まぁ、予想していたことだ。 さてこんなんで、この後ゲームになるかな!?


◇ケルンの試合会場へ出発

◇ケルン市内の試合会場に到着   迷いながらやっと着いた・・・試合開始まで後10分。
◇試合キックオフ  

◇親善試合◇
会場:ケルン市内 天候:雨のち曇り

フォルトゥナSC 0−6(前半0-4) Yordurspor Koln B1

[得点:なし]


<前半>             <後半>

小林   野沢  前村

池川
 
 渡邊     河野

石原  龍  長澤  杉田

中島

前村    上嶋

藤原    池谷

田原    今井

 諒太 長澤  成田 深澤

中島
   

 【戦評】 
 一つ年が上、体もひと回り大きい・・そしてBではなくAチームが相手とドイツに来て最初のゲームとしてはちょっと手強い相手だった。野沢、前村のスピードは通用すると踏んでスタートからガンガンいくプランだったが、W-UPが少なかったこともあって、体が動かず、試合は終始相手に圧倒された形となった。
事前の情報どおり強かった。中盤の中央の選手を軸にしっかりボールを回して、f のDFを引き付けておいてのサイドチェンジと・・とにかく裏を取ること、f DFの逆を突くことなどパス回しの中でしっかり選手全員がプランを持ってボールを動かし、off the Bollの動きも次のポジションをしっかり取れ準備が良い。今のfに非常に手本となるサッカーを相手チームはやってくれた。
 一方、f は相手の早いプレスの中ほとんどボールがおさまらず攻撃らしい攻撃は出来なかった。逆にDF面のサイドからのクロスの弱さ、1対1の対応の悪さを改めて大きい課題だと感じさせられた。


 さて試合会場に到着。1時間程車に乗っていたため、時差ボケから車の中で眠っている選手がほとんど。目をこすりながら敵地ロッカールームに入った。ユニフォームに着替え、キックオフまで時間が無い為、ミーティングもそこそこにグランドへ。
 グランドにはもう主審が待機している。対戦チームは、W-UPもバッチリの様子だ。さぁーと動こうとしたら、もう笛が鳴った。 完全にアウェー状態だ・・。試合開始の準備。試合前のウォーミングアップが非常に大事なこのチームだけに、この状態ではたぶんスタートは動けないだろうな・・・とやや不安を持ちながら、試合を見守る。

 相手チームは、ケルン市を含むこのあたりの州のトップリーグでいつも上位に位置する力のあるチームだと聞いている。確かに、W-UPからコーチの指示のもと、皆が集中してしっかり取り組んでいた。こりゃぁやるな・・・と感じた。案の定、ゲームはスタートから完全に相手のペース。 壁パス、ワンツーパスを多用し、流れるようなサイドチェンジから《f》のDF陣を完全に引き付けてのフォアーサイドへのセンターリング。 完全に裏をとられて混乱している《f》のDF・・・と言うよりイレブン。 見ていると先日の関東クラブユース大会準々決勝の柏レイソル戦を想い出す。ゲーム中声もなく、元気もなく・・・完全にびびっている、自分のプレーが全く出来ない選手たち。

 そして試合終了。しょぼくれて、ボーっとしている選手たちに “早くロッカー室へ行け” と怒鳴ってグランドを後にした。シャワー後、ミーティング。 そして “みんな、時差ボケ、W-UPの時間がなかった・・・などを差し引いても今日の試合は不甲斐なかったよ。 元気もなければ声も出ない。相手にのまれた状態だったぞ。” さらに、“ドイツの文化、ドイツサッカーそしてドイツ人と戦え! このホームステイ中の5日間で、得るものが大きくなるのも小さくなるのも君ら次第だ。 きれい事ばかり並べて、口からでるのは愚痴ばかり・・・そんなんでは得るものはない! どうせならおもいっきり戦って得るものを大きくしよう。 ぐっとこらえて、頑張ってみろ!” ・・・今年も鬼になった。



【7月20日(火) 記録:清水 龍】
 不安だったドイツ遠征が始まって1日が経ち少しはドイツの様子、ドイツ人との会話にも慣れが出てきた。始めは不安で仕方がなかったホームステイもすごく楽しく充実した日々を送っている。
ドイツの町並みは日本と違ってオシャレですごくきれいだ。 通り過ぎる人も、見知らぬ俺たちにあいさつしてくれるので、すごく嬉しい気持ちになる。 ドイツの気温は日本と比べると低く、朝方は少し肌寒い感じもするくらいだ。ホームステイ先の家族の人たちは、すごく優しく、僕たちにわかりやすく英語でしゃべってくれるので話しやすい。僕たちがプレゼントした日本からのお土産も、すごく喜んでくれて良かった。 ドイツ遠征はまだ始まったばかりだけど、残りの日々を大切にいろいろなことを学び、勉強し、ひと回りもふた回りも成長して、日本に帰りたいと思います。

【7月20日(火) 記録:守屋 裕樹】
 昨日の夜、ホームステイ先に着き、少し会話した後すぐ寝たが、今日は6:20起きでほとんど寝ることが出来なかった。 学校では、8:15にみんなが集まり、朝食を食べ始めた。 しかし落ち着いた様子はなく、ちゃんと食べている人もいたが、ゲームボーイで遊んでいたり、携帯をいじったり、パンを投げていたりと、やりたい放題だった。しかし先生は何も言わず・・日本ではありえないなぁと思った。
しばらくたって、ドイツの生徒に話しかけられた。内容はさっぱり理解できず、笑ってうなずくしかなかった。 あまりにも解らなかったので、本を手渡すと“映画見に行かない” “踊らない” とか意味不明な質問をされた。やっぱり答え方が解らなかったので“Ja” と言いながら笑っていた。
 10:00ぐらいにから授業が始まった。最初は数学だった。プリントを渡されたが問題が読めず、宏多と相談していると先生に “うるさい!”と怒られた。 ホームステイ先の子のフェレブは、プリントが真っ白だった。
次は理科だった。光の実験をしていたが、よくわからなかったので寝ていた。次の授業は何の科目すらさえも解らなかった。先生が授業中ずーっと語っていた。もちろん内容が解るはずもない。隣りを見ると授業中、フェレブが友達とトランプをやっていた。遊んでもいいのかと思い、僕と宏多は<セッサン>をやった。罰ゲームで、でこピンしているとみんなに笑われた。授業が終わり家に帰った。家では寝た。
 5:00集合。みんなと一日ぶりに話した。僕は早速やらかした。ボールを家に忘れた。怒られた・・・本日2回目! 試合では0−6と完敗。僕は骨折のせいで試合には出られないが、見ていて感じたのは、ほとんどボールを支配され声が本当に少なかったと思う。全員で声は出すべきだと思った。 試合後家の人に日本からのお土産を渡したら、とても喜んでくれた。日本語も少し教えた。一日疲れたけどいろんな体験ができてよかった。

【7月20日(火) 記録:中島 駿介】
 僕は今日プールに行きました。プールはプールで楽しかったんだけど、ドイツの人に話しかけられて、簡単な言葉はドイツ語で言葉を返したんだけど、ドイツ語で返した時はとても喜んでくれました。僕もドイツ語で会話が出来た時は、すごく嬉しかったです。
そしてプールから帰る途中にアイスクリームを食べたんだけど、めちゃくちゃ美味しかった。そしてホームステイ先の家に着き、サッカーに行く仕度をしていたら、ピザを作ってくれてピザを食べてからグランドに行きました。グランドに行って一番ビックリしたのは、ものすごく身長の大きい人がいて、その人はU-15のGKらしくて、その人を見たときは、ドイツのGKはみんなやっぱり大きいのかなぁと思いました。
 試合の方はみんな、ドイツ人に対して何も出来なくて、悔いの残る試合でした。しかも終わったあとのミーティングでは、”過去4年間で、こんな恥ずかしい試合をしたのは初めてだ”と言われたのはすごく悔しかったです。明日からはいいゲーム内容で勝ちたいです。 



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