2024年度 高円宮杯JFA全日本U-15サッカー選手権 関東大会1回戦
◼️11月9日(土)関東大会1回戦
・会場:さいたま与野八王子グラウンド
フォルトゥナU-15 3(0-0、2-2、(延長1-1)PK(3-4))クラブ与野
得点者:内島、折居、礒部
本日、U15高円関東大会が開幕。
初戦、相手は埼玉県のクラブ与野。関東リーグ2部に所属し3位と結果を残している強豪。
このゲームはまさに“死闘”であった。
試合は、立ち上がりから激しい攻防が続き、前半は0-0で折り返す。
後半8分、CKから待望の先制点。
後半18分、流れの中から追加点、相手を突き放した。
だが、相手も関東リーグを通年闘い結果を出してきたチームであるだけ、ゴールを何度も脅かされる。
後半24分、相手の長身FWにヘディングで押し込まれ2-1。
後半20分から、残りの20分がとてつもなく長く感じた。
1点リードでゲームが進み、アディショナルタイム5分。
あと5分。選手たちも体を張ってゴールを守り、ボールを奪いに行く。
試合終了まで残り1分、、、相手のドリブル突破からミドルシュートを打たれ失点。
2-2に追いつかれる。
このまま前後半20分の延長戦に突入。
選手たちの顔にはちらほら疲労が見える。
ただ勝利に対する火は消えていない。
延長後半2分、相手のミドルシュートから失点し2-3。逆転を許す。
ここでも、「まだ試合は終わっていない。まだ時間はある」と選手たちを奮い立たせる。
そして、延長後半終了間際、FKが直接ネットを揺らし3-3に追いついた。このままPK戦へ突入。
PK戦は、6人目まで蹴り、3-4で敗れてしまった。
結果として敗れてしまったのは変わらないが、この試合は本当に“感動”するゲームだったに違いない。
最後まで諦めない気持ち、全力を出し尽くすこと、チームの為にプレーすること、試合に出る出ない関係なく気持ち一つに同じ方向を向いて試合に望こと。
これをまさに体現してくれた試合であった。
ここまで成長してくれたU15の選手たちと、ここまでサポートしてくれた保護者の皆様には本当に感謝である。
今後のサッカー人生にとって必ず必要な経験をこの試合で体験できた。
卒団まで残りわずかだが、次のステージに向けてまた皆で成長していこう。