U-13 関東ユースリーグ2023 第2節
【試合日時】 2023年8月21日(月) 18:00KO
【試合会場】 さいたま市立浦和南高校グラウンド(人工芝)
【試合結果】 第2節 延期となっていた試合がやっと実現
フォルトゥナU-13 1(前半0-1・後半1-2)3 GRANDE FC(埼玉県)
【スターティングメンバー(➡交代選手)】
GK:向井汰玖海
DF:里吉那歩・一瀬煌大・小山光琉・高橋大地(➡清水奏良)
MF:原直太朗・清水壱・小宮山歩
FW:三枝優琉・西村水希・戸松來翔
【得点経過】
0-1:2min 失点
1-1:42min 戸松PK
1-2:52min 失点
1-3:60+1min 失点
【戦評】
夏休み中の活動から一皮も二皮も成長したものをプレーに発揮してほしい、この1か月やってきたことが通じるのか、全く歯が立たないのか、楽しみな試合だった。
開始、見込み通り相手は背後にボールを送ってくる早い攻撃、これまでは、この背後へのボールの対応ができずに、失点を早々からとられて崩れていく試合だったが、今回は入りの対応は良かった。守備の対応も安定していた・・・・・矢先のビルドアップ時にサイドバックのネガティブな横パス、それを見事にかっさられピンチへ、そしてCKに! 一度は防いだものの、大きなクリアーができず、セカンドボールを撃ち込まれた・・・・失点2分だ。
あー・・・・いつも通りか!? とがっかりしたのは、俺だけだったか!? ピッチ上では、すでに〝切り替えろ!〟〝大丈夫だ!これから!〟と選手たちで声をかけている、それに反応するようにベンチにいる選手も〝やるぞ!やるぞ!〟と声をかける。
これまではこの立ち上がりで失点を重ねていくのだが・・・・・・、今回は違った。
ここから、息をのむ戦いが始まった。特に守備の意識は、目を見張るほどの成長だ。強度がこれまでとは違う! 相手を自由にさせないように、身体を寄せる、いやぶつける・・とこまで行けている。これは神戸遠征から選手たちに伝えてきたこと、そしてトレーニング時も仲間同士で身体をぶつけに行くことを習慣づけした。子どもたちも意欲的に取り組んでくれた積み重ねがプレーに現れている。
ボールを奪うことはできるのだが、そのボールをつなぐ意識、せっかく良い形でボールを奪っているのに、下げてしまう判断・・・でなかなか前にボールを動かすことができない状況、MFの選手に、OFF時のポジション、自身の存在を声をかけることにより、ボールを呼び込むように・・・と修正すると、MFがボールを受ける回数が多くなってきた。
0-1で前半を終えハーフタイム、守備の強度はそのまま、そしてボールを奪ってからそのボールをまずどこへ・・・を皆で共有し、後半、
MFにボールが入ると、サイドの選手が躍動的に動き、サイドからのチャンスを何度か作る。これまでの4試合、全く得点の匂いすらしなかったものが、なんか得点するかも…からできるに変わり、チーム全体が、相手ゴールに向かった。
そして12分、TR君が左サイドからドリブルで突破、抜けきったその瞬間、相手の足がひっかかり、PK獲得。
ネットが揺れるまで心配でならなかったが、期待通りネットが揺れた。待望の得点だ。
そしてさらに追加点を狙う、リズムは完全にフォルトゥナへ、しかしもうあとひとプレー、ポジション取りが足りない・・・そしてコーナーキック、絵にかいたようなカウンターが相手チームにやられた。
コーナーキックのセカンドボールから、ゴールネットが揺れるまで、2回の奪うチャンスがあった。五分五分のボールを跳ね返す力、この力がついた時こそ、勝ち点を獲得できるのかもしれない・・・・。
いずれにしても、良いゲームであった。 ここまでやれる! とは、子どもたちの成長に感激するも、負けたのは現実、〝弱いから負けた〟とSコーチの言葉が身に染みる!
そうだ、もう一度気を引き締めよう!と最後のミーティングをし、会場を後にした。
試合会場は、浦和南高校、かつての《赤き血のイレブン》でサッカー界の中心だったグラウンド、かつての聖地へ俺も始めてきた。
ランニング、股関節のストレッチ、そしてリフティングをし、ミーティング いつものルーティーンだ。
そしてボールを使ったWーUP、試合への気持ちを高ぶらせる。
そして、GK中心のミーティング、 これもルーティーン、みんなで意見を交換し、共有と責任かを持つ。
試合前のセレモニー
試合が終わってやり切った感と勝てなかった悔しさと、双方が行き交う表情だ。
最後、負けは負け、この試合で満足するな、悔しさを心の中で感じろ! その悔しさをもって、今週末へ向かおう!!
帰りは遅くなった。 高速のSAで食事、みんな楽しそう!!
【次戦 第6節 の予定】
2023年8月27日(日) 15:00KO vs FC古河 会場:フォルトゥナ・アルプス・プラッツ