守備は大切

17日、御殿場の裾野で『JFAナショナルトレセン(NTC)東日本』に参加してきた。


午前中はすごく暑く、午後はすごい湿った冷たい風で、ちょっと肌寒く・・・選手たちにとっては、天候の変化でちょっと体調管理が大変のようだ。


U14とU13に分かれ、それぞれナショナルトレセンコーチが指導を担当する。

テーマは〝ポゼッション〟ボールも、人も動きながら、ただパスを回すのではなく、攻めていくゴールを意識し、優先順位を考えながらポジションをとり、パスをつないでいく。

その中で、トレーニング中大切になっていくのが、〝守備力〟だ。


NTCコーチも、トレーニング中、守備の対応には頻繁に、フリーズ(動きを止めてコーチングする)したり、シンクロ(止めないで流れの中でコーチングする)で守備のためにボールへ行かせたりし、選手たちもその声に乗せられ、グループが連動しながら積極的にボール保持者にプレッシャーをかけながら、ボールを奪いにチャレンジしていた。


それによって、ボール保持者は、〝レス・タイム、レス・スペース〟の状況を作り出され、その中でより効率的なポジションをとりながら、相手のプレッシャーを感じながら、ファーストタッチをどうしていくか、次のプレーにどう移っていくかのプレー判断が要求され、かつ正確な技術が要求されていく。


そんなトレーニング環境のなかで、全員がかかわり、全員が集中して取り組んでいる結果、選手たちの意識が変わり、判断の質も向上していくのが、たかが数時間の間ではあるが、感じ取れた。


〝レス・タイム、レス・スペース〟の中での攻撃側のキーファクターは、正確な技術と、動き出すタイミング(何人かの選手とシンクロしていくことが重要)だ! 特に動き出しについては、どこへ? いつ? をコーチたちも何度となくフリースしてコーチングをしていた。 早すぎたら守備の対応され、遅すぎたら周りと合わなくなる・・・・絶妙なタイミングを習得するには、時間がかかりそうだが、周りの動きを感じて、ボール保持者のボールの置き所を観て、常にタイミングを意識しプレーしていれば、必ず習得できるようになっていくだろう。


1日参加し、サッカーって楽しいな! つくづく感じました。


18日、今日からJ-ステップ(静岡県清水)でインストラクターとして講習会に参加します。

2泊3日、天気はよさそうなので、御殿場の選手たちに負けないよう俺もがんばろう!!


フォルトゥナの選手たち、今日もがんばろう!!