南アルプスカップ・・・U-15
関東大会にあまり出場機会のなかった選手たちに、勝負にこだわる試合を体験できる良い機会にと…この大会の意義を位置づけ、選手たちにはしっかりプレッシャーをかけ臨みました。
1日目は八田中学校のグランドでのゲーム
2試合目の白根御勅使中戦、関東大会のベルマーレ戦を思い出させるようなゲーム内容・・・
何度も決定機をはづし、中途半端な攻撃からカウンターを受けるというパターン・・・そしてコーナーキック。
誰しもまさか点を取られるなんて・・・・と思ったいただろう!! その気のゆるみが、こぼれ球に対しアプローチできなかった。フリーでミドルシュートを決められ失点。
その後反撃に転ずるも、シュートの精度にかけなかなか点が入らず・・・・結局タイムアップ!!
1点を争う拮抗したゲーム、1点の重み、そして難しさを知る貴重な体験となった。
2日目、初戦は中体連チームの中でも力のある櫛形中。
梅雨の合間の快晴、暑い1日がスタート。
これに勝つと、決勝戦大会2連覇! がんばっていこう・・とスタート。
ちょっとしたDFの連係ミスから失点をした。
一時はPKで同点に追いついたものの、1-2で逃げ切られた。
昨日の試合と同様、ちょっとしたことが失点につながり敗戦につながってしまうということを体感し、わかってくれたらこの大会参加の意義があるというものだ。
今回の経験がこれから生きていくことを願う。
3位決定戦、昨日のリベンジを果たすかのように、白根御勅使中に4-1で快勝。
3位のカップを受け取り大会が終了した。
なかなか試合をベンチで観ているだけでは、ピッチの空気感やら緊迫感が味わえないが、今回1点を争う勝負のかかったゲームを数試合体感できたことは、選手にとっては貴重なことだったと思う。
試合に出場した選手のサッカーノートにはこう記載されていた。
〝今回悔しい思いもしたし、苦しい場面もいっぱいあったが、すごい楽しい2日間だった〟